ディズニーに行くとき、自撮り棒や三脚を持っていこうと思ったことはありませんか?
「ディズニーでは撮影補助機材が禁止」という話を聞いたことがある人も多いはず。
でも実際のところ、2025年現在はどんなルールになっているのでしょうか?
今回は東京ディズニーリゾートの公式情報をもとに、自撮り棒や三脚の使用ルールについて詳しく調べてみました!
ディズニーでは自撮り棒や三脚は完全禁止なの?
結論から言うと、ディズニーではすべての自撮り棒や三脚が禁止されているわけではありません。
東京ディズニーリゾート公式サイトには、以下のように記載されています。
「パークでは一脚・三脝、自分撮りスティックは使用できませんが、小さくたたんで片手で収まるハンドサイズのものに限り、以下の状態でご使用いただけます」
つまり、条件を満たした小さなサイズのものであれば、使用が認められているんです。
ネット上では「ディズニーでは自撮り棒は絶対にダメ」という声も多く見かけますが、実際にはハンドサイズなら使えるということですね。
ただし、使用にはいくつかの厳しいルールがあります。
💡ハンドサイズなら条件付きで使用可能
公式が認める使用条件は以下の通りです。
・折りたたんだ状態で片手に収まるサイズであること
・頭の高さを越えない範囲での使用に限る
・機材を伸ばした状態での撮影は禁止
・両手で持たなければ撮影できないサイズは使用不可
これらの条件を見ると、実質的にはスマホを少し遠くに持てる程度の小さなグリップしか使えないということがわかります。
一般的にイメージする「棒を伸ばして撮影する自撮り棒」は使用できません。
以前は完全禁止だった!ルール変更の背景は?
実は、ディズニーでの自撮り棒使用ルールは時代とともに変化してきました。
自撮り棒が流行し始めた2015年頃、東京ディズニーリゾートでは自撮り棒の使用を全面的に禁止していました。
当時のオリエンタルランド広報部は「ゲストの安全を考慮して、当パークではセルカ棒の使用を禁止させていただいている。伸ばした棒の先端などが、顔や体に当たると危険なので」と説明していました。
実際に、人混みの中で自撮り棒を使用することによる接触事故が多発していたんです。
一方で、「写真撮影を楽しみたい」というゲストの声も多く、現在のような条件付き許可へと変更されたと考えられます。
ただし、安全面への配慮は今でも最優先されており、厳しいルールが設けられているということですね。
💡安全性を重視した段階的な規制緩和
現在でも、アトラクションの待ち列や乗車中での使用は完全に禁止されています。
また、周囲の人が多い場所での使用も控えるよう呼びかけられており、キャストから注意を受ける場合もあります。
実際に使用している人の声を見ると「ハンドサイズでも周りの目が気になる」「結局ほとんど使えない」といった意見も多いようです。
三脚や一脚は今でも持ち込み禁止?
三脚や一脚については、現在でも基本的に持ち込み・使用が禁止されています。
東京ディズニーリゾートで三脚・一脚の使用が禁止されたのは、2008年9月1日のことでした。
開園から25年ほどは使用が認められていましたが、安全面の理由から禁止となったんです。
公式サイトでは「安全のため、パーク内への一脚・三脚・ハードケース等の撮影機材の持ち込みはご遠慮いただいております」と明記されています。
入園時の手荷物検査で発見された場合、持ち込み自体が認められない可能性が高いです。
🔧三脚禁止の理由と背景
三脚禁止の背景には、複数の要因があったとされています。
・立てられた三脚に他のゲストがつまずく危険性
・通路での場所取りによる通行の妨げ
・小さな子どもへの接触事故のリスク
・パレードやショーの撮影を商用利用する問題
特に2007年には、三脚を使ってパレードを撮影し、そのDVDをネットで販売した人がいるという問題が発生しました。
これが三脚禁止の直接的なきっかけになったのではないかと言われています。
カメラ愛好家からは「残念」という声もありましたが、「小さな子どもも多い場所だから仕方ない」と理解を示す人も多かったようです。
代わりの撮影方法はある?
三脚や自撮り棒に制限があるディズニーでも、素敵な写真を撮る方法はたくさんあります。
最も確実なのは、キャストや他のゲストに撮影をお願いすることです。
ディズニーのキャストは撮影に慣れており、「ありがとう」という言葉が飛び交う素敵な時間になること間違いなしです。
特に撮影スポット付近には、カメラキャストがいる場合も多く、おすすめのフォトスポットを教えてもらえることもあります。
✅三脚なしでの撮影テクニック
・パーク内の手すりや台を活用してスマホを固定する
・セルフタイマー機能を使って撮影する
・バンカーリングやスマホケースを活用して安定させる
・自立するかばんにスマホを立てかける
・Bluetooth接続のリモコンを活用する
これらの方法を組み合わせることで、三脚がなくても十分に美しい写真を撮ることができます。
実際に試している人からは「意外と上手く撮れる」「キャストに頼んだほうが良い写真が撮れた」といった声も聞かれます。
一方で「やっぱり三脚があったほうが楽」という意見もありますが、ルールを守って楽しむことが何より大切ですね。
ディズニーの撮影ルールを守って楽しい思い出作りを
ディズニーでの自撮り棒や三脚の使用について調べた結果、現在は条件付きで一部使用が認められていることがわかりました。
ハンドサイズの小さな自撮り棒なら使用可能ですが、三脚や一脚は基本的に禁止されています。
これらのルールは、すべてのゲストが安全で快適にパークを楽しむために設けられたものです。
撮影補助機材に頼らなくても、キャストや他のゲストとのコミュニケーションを通じて、素敵な写真と思い出を作ることができます。
ルールを正しく理解して、みんなで楽しいディズニー体験を満喫しましょう!